twitter社のツイートによると、ソースコードやドキュメント、ソースコード管理ツール(gitなど)で使う用語から差別用語をなくそうとしているとのこと。
この動きは #WordsMatter のハッシュタグでタグ付けされており、様々な人の意見を見ることができます。
Inclusive language plays a critical role in fostering an environment where everyone belongs. At Twitter, the language we have been using in our code does not reflect our values as a company or represent the people we serve. We want to change that. #WordsMatter https://t.co/JVO8968B7K
— Twitter Engineering (@TwitterEng) July 2, 2020
私たちソフトウェアにかかわる人間が長く慣れ親しんできた、「マスター/スレーブ」「ホワイトリスト/ブラックリスト」といった用語も順次変更していくのだそうです。
まあ、確かに、昔私が感じたのが、「スレーブ」って奴隷のことだよなぁ。それってどうなのかなぁ、と思ったことがありますが、それを母国語、あるいは日常使う言語(自然言語のほう)として使っている人の間でも、そういった違和感があったんでしょうね。
でも日本人の場合、あまりもとの意味を考えずに、単にコンピュータ用語としてとらえている方が大部分ではないかと思われますので、用語の変更となると混乱が生じそう。
私個人としても、用語が変わっていくのは面倒というほかないですね。良くない語感を持つ言葉がなくなるのはいいことですが、たとえばDBでよく使う「マスターテーブル」なども言いかえが起きるとなると、それに対応していくのには面倒だし。
当面、様子見ですね~。ほかのテック企業が追随していくのであれば、日本でもそうせざるを得ないし。